稼ぐ仕掛け
しばらくアフィリエイトをしてみて、文章を書く⇒売れる⇒お金を稼ぐ ということに慣れてきたら、
次はそれを生かしていろんなビジネスに挑戦してみることができます。
私も最近「お悩みを解消するお手伝い」という路線で、あるビジネスを立ち上げることを決め、今はサイトを作ったりチラシを作ってみたりと準備をしているところなのですが、
やはりアフィリエイトでビジネスを体験しているから、チラシひとつ作るにしてもどんなキャッチフレーズを使えばお客さんの目を引くことができるか?などの視点が身についていて、スムーズに進めていけるような気がしています。
と、同時にリアルビジネスをするにあたっていろいろと勉強もし、インプットにも精を出しているのですが、その中で「ビジネスで結果を出すために必要な考え方」のひとつに「仕掛け」は欠かせないなと思うんですよね。
わたしが提供するサービスなり商品なりを、つい使ってみたくなる、試してみたくなる気もちにさせる仕掛けです。
正しい「仕掛け」には3つの条件があり、
●誘引性・・・・・・つい行動したくなる気持ちにさせる
●公平性・・・・・・・売り手も買い手もwin-winの結果になる。だれも不利益を被らない
●目的の二重性・・・・・・売り手と買い手とで、仕掛けにたいする目的が違っていること
です。
具体的に企業が行っている「仕掛け」を例にあげてみたいと思います。
ひとつはよくイオンモールなどに入っている、輸入製品やコーヒーを取り扱っている「カルディ」というショップです。
カルディではどこの店舗でも入口でコーヒーの試飲を配っています。
試飲と引き換えにその場で商品を勧められることもなく、夏には冷たいコーヒーを、冬にはホットコーヒーをカップに入れていくれて、「飲みながらゆっくり店内をご覧ください。お店の中で飲んでくださいね」と渡してくれます。
もちろん何も買わずに出ることがあっても何も言われません。
この場合は「無料で配るコーヒー」が「仕掛け」になっているわけですが、誘引性・公平性を満たしていることは言うまでもなく、目的の二重性もきちんと満たしています。
お客さんにとってはコーヒーを飲みながらゆっくり店内を回ることが目的、お店にとってはゆっくりとお店を回ってもらって、滞在時を長くし、購入につなげることが目的です。
もうひとつはダンキンというドーナツショップ。
ここでは警察官はコーヒーが無料もしくは割引になるというサービスを展開しています。
このケースでの「目的の二重性」は、お客さんにとってはお得にコーヒーが飲めること、お店側にとっては警察官に入れ替わり立ち代わり寄ってもらうことでお客さんに安心感を与えたり、
治安をよくしたり、あるいはセキュリティにかけるコストダウンにつながるといった目的があります。
やはりどちらもwin-win。
仕掛けに大切なのは「誰も損をしないこと」です。
そもそも人は一度「損をした」と思うと、その相手にマイナスなイメージを持ちます。
お店なら、「もうあそこで買い物するのはやめよう」「あそこに行くときは決めた物だけしか買わないようにしよう」と財布のひもが普段以上に固くなるかもしれません。
これはもちろん個人で展開するビジネスでも全く同じこと。
「仕掛け」られたことに気づかないほど上手に、そして相手のためにも自分のためにもなる「仕掛け」を作れるようになるとビジネスは大成功といってもいいかもしれません。
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